2011年7月30日土曜日

変わるということ

「人は変わるんだよ」という話をしてもらった。自身が実際に変わった人のお話だったから、すごい説得力だった。
その話は私のことではなかったけど、私も変われるかも、と思ったことですよ。
でも、強烈なメンターがいるっていう前提だったかな。

言われるのはありがたいけれど、言う(言わなければ起きない衝突を作る)のは面倒だからしない、っていうどうしようもない心構えです、今は。。それも変えてかないとね。

2011年7月10日日曜日

トップ営業マンの魅力

外資系IT大手のアジアトップ営業マンから講演の機会を得ました。
刺激を受けたので記録しておく。
やっぱり謙虚かつ前向きに取り組む人は強い、、というのが一番の感想。
「営業の極意を学ぶ」というテーマではあったけど、心に残ったのは人柄の部分であった。


■すごいところ
まずはすごいと思ったことを羅列。

・ 自分の成功を本当に運や周りのおかげだと思える謙虚さ
すごい人ってほんとこうだよね、でもなかなか難しいよね、という話を社内バーでもしたな。みんなそう思ってるってことは真理なのかしらん。


・ 実績に基づく自信があること 
根拠がある自信。ちゃんとした成果を挙げたことに対して自負があるし、プライドがあることが健全だと思う。

・ 自分の気持よさ<他人の成功・周りのイノベーション 
最終的には自分のためにやっているとしても、その一歩手前に“他人に貢献したい”っていう思いが強くある人は揺るがない感じがする。不思議。


・ 嫌われなさ
笑顔がチャーミング。嫌われない範囲での悪ノリもうまそう。

・ 無茶振りされても素直に実践するところ。無理だと思わない
 ここが一番見習いたいなあと思ったところ。すごい人に無茶なことを振られると、卑屈になったり言い訳したりして本気でやろうと思わないから、自分は。
素直に人の意見を受け入れて、実行に移すってのはずーっと意識していこうと思います。。

 
■印象に残ったところ
彼が上司に言われたことや、影響を受けた考え方など。濃い会社だなあ。

・「ベンチにすら入っていない」
先輩に言われた言葉。自分が売れないんだったら、せめてベンチで応援するのが役目だろ、と。

・「営業」という役割を超えて考える
・てこの原理=おもしろいこと 
└どうすれば1100にできるか考える。12にするじゃつまらない

・業界全体のことを考えて、構図を大きく捉える。
└どこにテコを効かせてばよいか。お客さんの会社だけでなく、業界全体の課題を示す
・次に伸びる業界を見抜き、最初の頃にシェアを取ってしまう。

 視点を高く持つということ。
 自分の役割の範囲内で、目の前の目標を達成するだけじゃおもしろいことはできない。
 枠を外して考えることで、仕事はもっともっとおもしろくなる。

・臆病だから事実を集める・心配をつぶす
「売れる営業マンに共通していることは?」と聞かれたときの回答。
臆病というか、繊細で心配性。絶対いける”と思えるまでデータを集めて、万全の準備をする。
気がつく範囲が広いっていうことでもあるのかな。弊社の営業さんも、“もしこうだったらどう言う”ということをよく考えていらっしゃるような。

・自社というお客様に対して誠実でいる
目標を達成するのは当たり前。
お客様だけに対してでなく、自分の会社に対してどうかという意識を持つことが大事。

・よくディスカッションする
質問への回答で、“それについては社内でもディスカッションしたことがあって〜”というお答えが多かった。
いろんな人を巻き込んで、どんどんアイディアを受け入れて自分の幅を広げているんだろうな、と思った。

・提案への徹底ぶり
失敗談として紹介してくださったのが、
「買ってくれるからいいや」で提案を甘くした結果、他社からもっと条件のいい提案が上がってきて、土壇場で契約がひっくり返った
というお話。
まだちゃんと消化できずもやもやして印象に残った。。。
売上を上げることがゴールなので、それで受注できるのなら利益が大きい形で提案を通せばいいじゃん。
この失敗からの反省は、他社の存在に気付けなかったことなのか、それとももっといい提案ができたのにしなかったことなのか??
利幅を設定する感覚って私には難しいし、何がよくなかったのか分かんないのでもやっとしたー。。


■まとめ
尊敬出来る人に新しく出会ったのは久しぶりで、“この人はどうしてこう考えるんだろう”、“なんでそうできたんだろう”とか思えて楽しかった!興味が尽きません。
無茶振りを素直に受け入れて結果を出すということ、特に今の時期、しっかり見習います。
ありがとうございましたー!