ひょんなことから某TV番組に出してもらいました。
いろいろ思うところはあったので記録しておこう。
ちょうど会社でやってるエニアグラムの結果と絡んで、おもしろいなと思ったので。
■某番組
会社員の悩みとか”あるある”を取り上げて、解決法を探りましょうという内容。
お悩み社員と達人社員とが出てきて、私はお悩み社員でしたー。
そして今回のテーマは「集中力」
ディレクターさんの悩みをそのまま企画にしたんだとか。
■収録
・オフィスにて、いかに集中できていないかというVTRの収録
・スタジオでのトーク部分の収録
の2つがありました。
■エニアグラム
ところで。
弊社では「自分のことをよく知って、強みを活かして成果を出そう」というコンセプトのもと、性格診断ツール「エニアグラム」をやっています。
エニアグラムによると、人間は9種類の性格に分類され、大事にすることや囚われやすいポイントが決まっているのだとか。
で、私はタイプ5「知識を求め観察する人」なのです。
このタイプの人は、
“知識を重視し、ばかだと思われることを最も嫌う。感情を切り離して冷静に周りを観察するので、自分の感情すらわからなくなってしまうことがある。一人でいるときに最も満足だけど、決して人嫌いなわけじゃない”のだそう。
うむ。わかる。
■自分の感情がわからなくなる
今回のTV出演で、自分の感情が整理できないということを強く自覚して、ああタイプ5だなあと思ったのでした。
まず、なんで感情が乱れたかというと、スタジオでの収録中に自分がばかだったためによろしくない流れになってしまったのです。
その時は流れがよくないということすら分かっていなかった。
ついてきてくださった広報の方が取り乱したことでやっとそれと気付きました。
じゃあ感情をどんなふうに自覚していたのか。順を追って考えてみます。
第1段階:無心
「ああ、流れよくなかったんだ。で、私のせいなんだけどどう言ったら慰められる/挽回できるの?」
このときはどういう気持ちになったかとかよく分かんなかったような。
第2段階:慰め
「こうこう、こういう理由で良くない流れになっちゃったんだよ。どんまい。」
自分の気持ちが乱れる前に、状況を分析して言い訳を探しました。“自分以外のせいにする”というのもタイプ5のよくない傾向だそうなので、これも当たってるのね。
第3段階:落ち込み/後悔
「会社のためだと思って出たけど、逆効果じゃん。。なんで出るきっかけを作っちゃったかなあ。ばかだなあ。」
下がってきました。まだ気持ちにちょっとふたをしたまま、過去のことにしようとしてるのかしらん。
最終段階:自責
「結局自分がばかなせいじゃん。それで、一生懸命会社に貢献している社員さんたちを裏切って、その努力を台無しにしたかもしれない。ごめんなさい。」
結局は自分のいけてなさが原因だったことをすごくつらく思っていて、好きなひとたちに迷惑をかけたこともつらくて、うわーーーという気持ちでいっぱいだった。収録の2日後くらいに気付きました。ひとりで泣いて、ちょっと決着がついた感じ。
まとめ
こんなに自分の気持ちばっかり考えるのもいけてないけど、いつも素直に感情を表していないんだろうなあということに気付いたのでよしとしよう。。。
■自白の心理を実感
ついでに、なんで流れが良くなくなっちゃったのか分析した結果、話に聞く「取り調べテクニック」にはまったのではないかと考えました。
収録は、集中できないことを大きく表現することを求められていたのに、プライドが邪魔してその要求に応えられず。。“私ほんとはできる子です!”ってアピールしたいけど抑えている状態でした。
自分だめだなあと思いつつスタジオで話をしてみると、出演者の方々から
「あなたは悪くない!集中できないのは環境が悪いんだ」
というお言葉が。
で、うれしくなってしまって、「ですよねー」みたいな話をした気が。。馬鹿。。。
もうちょっと自意識を捨てないとどうしようもないな。
こういうのって、good cop / bad cop っていうテクニックじゃないか?と思った次第。
取り調べにおいて、片方の警官が脅して責めたてて、もう片方が優しい言葉をかける、みたいな。
私は取り調べにあったらぺらぺら自白するんだろうなと思いました。