2013年8月3日土曜日

7月の振り返り

6/24に弊社サービスの大規模なアップデートがあって、7月は(開発関連でいろいろあったりして)みんなばたばたしていた。
8月に入ったタイミングで、事業部長から「時間を取って7月を振り返っておこう」というお達しがあった。いい機会なので、振り返ってまとめておくことにする。


■チームとして
サービスのユーザーグロースを担うチームとして、やるべきことは大きく3つあったと思う。

1. バグの検知とその対応
これはいけてなかったところ。
ユーザからのフィードバックと、自分で触ってみての気付きから、重要なものをできる限り拾ってくることが必要だったが、足りなかった。
気を付けて目を通していたものの、“これは重要”と感知する力と、具体的な対応を取る力が欠けすぎていた。
チームみんなが目を通しているものの、社長に拾われるまではスルーされてしまった件がいくつもあり、その中には致命的なものもあった。
結局はサービスの今後を引き受ける覚悟が足りなかったということだと思う。

2. 半期の目標への道筋決めと、走り出し
あらかじめ作っておいた仕組みに助けられて、形にはなったと思う。

半期を通しての目標に対して、ボトルネックになっているところを把握し、対策を立てるという流れは実施できた。
それは、施策検討会議を週1は行うこと、シミュレーションシートを作成して毎週アップデートすること、チームの動きを隔週で社長に報告すること、という3つのリズムがあったおかげだった。
課題発見→解決の流れがタスクとして組み込まれていることは良かったので、まだ意識の足りないところも仕組みを作り、定期的に考えたいと思う。

今チームの注意が足りないのはサービス利用の継続率。
実感として分かりやすく、対策を考えやすい指標を作って、これも週次で見ていこう。

ともあれ、その仕組みはあくまでリズムとして、常日頃から全体図を考える姿勢はきちんと持ちたい。

3. 旧リーダー抜きの体制を回す
これはサービスに対するものではないけれど、チームの体制について。
これまで引っ張ってくださっていたリーダーが別チームに異動するので、早く新リーダーのもとで回せるようにすることも重要な“やるべきこと”だった。

結果として回ってきてはいるけれど、もっと早くできたはず。
遅くなってしまったポイントとしては、個別の施策に深く入ってもらいすぎたことと、自分から仕事を奪いにいけずに分け与えられるのを待っていたことだと思う。

特に自分以外の担当分について、いっしょに細かい文言まで考えていただいたりして、相談に乗ってもらいすぎた。「チームのタスク」として捉え、もっと気持ちを込めていれば旧リーダーも安心して手放せたと思う。

自分から仕事を奪いに行く姿勢が足りなかったというのはそのままで、外部との打ち合わせの時にもっと主導権を持とうとしたり、視点を高く持てれば、新体制の成立を早められたと思う。

★8月からの改善方法
3つの役割についての反省からいって、腹をくくること、仕組みを作ることが重要そう。
腹のくくり度合いについては週次の振り返りに組み込むことにして、仕組み化については目標達成に対する取り組みそれぞれを単発で終わらせないよう意識することにする。
精神論に寄りすぎかな・・・。


■個人として
具体的に気を付けるべき「夏の生活目標」を作れたのがよかった。
半分くらいしか達成できていないものの、具体的に“これをやれば良くなる”というのがあると分かりやすくて、改善しやすいと実感。続けてみよう。


■旧リーダーとの振り返り
旧リーダーは、ご自身が完全にチームを抜けるまで責任を持ってチームメンバーを見ていて、私とも週次の振り返りの時間を設定してくださっている。
ご自身も新しいチームに入って大変なことばかりなのに、そんな配慮ができることに頭が下がります。旧リーダーの大きさを改めて実感してしまった。ありがたい。

あと、自分一人での振り返りは甘くなりがちだと分かった。
2人で振り返りの時間を持つことで、自分ではしない問いかけを受けることができ、改善につながっていると思う。

早いところ旧リーダーが安心して抜けられるように、怠けず考えようと思いました。