毎年読み返すことに決めている『7つの習慣』、今年は年末年始を利用して通読した。
まじめに本質を考えると“真理”みたいなことは確かにある、とこの本を読むと思う。いろんなひとがいろんな「人生のコツ」的なことを言うけれど。
私には『人を動かす』とか『自分の小さな「箱」から脱出する方法』とか、読み返したいと思える本が他にもあって、言葉選びは違えどそれらは基本的に同じことを言っていると感じる。
これだけ多くの人が読んで頷くんだからみんなが分かってることではあるんだけど、その真理を言語化し、優先順位をつけ、破綻なくまとめあげようとすると、できるひとはほとんどいない。すごい価値だと思う。
鍛えればできるようになるかもしれない。でも私は偉大な先人のまとめを読んで賞賛するだけがいいかも。
ともあれ、「第2の習慣:目的を持って始める」に出てくる“Mission Statement”を作ってみた。そして、作ったからには恥ずかしげもなく公開してみる。
願わくは、折にふれて修正しながら一番大きな指針として機能させたい。
※本に出てきた例に共感しすぎてほぼ一緒になっちゃったとか、言葉選びが未熟すぎるとか、そういうのみんな気にしない。
使命:
愛をもってまわりの人の役に立つこと
姿勢:
・豊かな愛を持つ:
相手を理解しようと努め、深い思いやりを態度と行動で示す。
・物事を推進する:
まわりのためになることに対して、理想を掲げ、責任を持って物事を動かしていく。
・進歩し続ける
周囲に与えるインパクトを大きくできるよう、人格・能力を伸ばす努力を続ける。
・楽しむ
常に楽しさや喜びを見出し、ポジティブな空気を生み出す。
愛とか言いすぎて大変恥ずかしい感じですね。
“愛”って単語は強烈すぎてあまり使いたくないけれど、他にうまい表現が見当たらなくて。。。
思いやりのもとというか、心から誰かのことを思う気持ち、くらいの意味で使っています。
使命を決めるにあたり、どういう存在でありたいか、私がいることでどんな変化が起こるとうれしいかと考えた結果、私にとって必須なのは“役に立つ”ということだと再確認した。それが実感できていると居心地よく感じ、安心していられる。
じゃあどのように役に立ちたいかというと、相手の気持ちをあたためたり喜ばせたりできるといいなあと考える。
それには、相手が本当にうれしくなることをそのひとの身になって考えることが大事。考えたことを実現する力も必要。
それだけの単純なことを、言葉にしました。
かといって自分を犠牲にして尽くすとかいう悲壮感漂う感じは良くない。
ちゃんと楽しんで、まわりに気を遣わせない、どころかいっしょにハッピーになっちゃうくらいの雰囲気を作りたいものです。
これでいったん意識してみて、違和感が出たところを都度直していこうと思う。
この使命にアラインする2014年のテーマも決めた。
「責任を引き受ける」
去年の反省として、誰かの承認なしには物事を進められない、依存したマインドが良くなかったと考えている。
周囲の意見を気軽に求め、受け入れつつも、決めてやりきることをまるっと引き受けようと思います。
そういえば、去年(前期)は自分の殻を破れていないという意味で“ひよこなみこ”だったとフィードバックをいただいた。
よく考えると、ひよこだったらもう殻破れてるような。
でも響きが気に入ったので、裏テーマは“脱ひよこなみこ”にします。