2017年3月21日火曜日
30歳になりました
20代に終わりを告げ、とうとう30代に入りました。
社会人生活も7年目。自分よりしっかりしてる年下のメンバーが入ってきたり、40歳の先輩が「チャレンジする最後のタイミングだ」と言って起業したりと、なかなか考えさせられるお年頃。
「20代は◯◯、30代は☓☓」とか言ってるビジネス系の記事を散々読んできたけど、そんなん人それぞれタイミングは違って、自分は自分のタイミングで切り開くしかないなと思うようになった。
私のタイミングはというと、ここ1,2年を要にしたいと思う。
もう1段階大きなステップを登り、どこにいってもやっていける人になる30代初頭にしたい。
20代前半は、とにかく愚直に仕事に時間を費やしてきた。
今思うと空回り、というか、もうちょっといいルートあったんじゃないの?っていう感じがするけど、当時はただもう時間とやる気と体力でカバー!みたいな気持ちだった。
その結果、知識は広がったし、一通りの仕事のプロセスを経験することもできた。職場は、勢いがあってまだ小さなベンチャー、しかも大企業出身の役員が多い、という環境だったために、大企業よりは幅広い業務を触らせてもらえたと思う。会社は私自身とは違って、やる気だけじゃなくてスマートなやり方とか仕組み化とかで賢く働く性質もあった。
あと、働くことに対して普通以上に情熱を注ぐメンバーが多くて、仕事に対する向き合い方はすごく勉強になった。
ここで学んだ姿勢はその後の仕事の礎になっている感覚はあり、素晴らしい環境だったと感謝しています。
20代後半は、学び方を習得するという大きなステップを登った。
同僚とお付き合いを始めて、彼の仕事に向き合う姿勢や方法を聞かせてもらうようになって、おおげさだけどちょっと開眼した感じがした。
ああ、できる人はこんな感じで仕事に取り組んでいたんだ。自分はそのレベルからは全然下のところでもがいていたんだ。というのがだんだん分かってきた時期。概念として別のレベルだったから、もちろんちょっと聞いただけじゃ分からない。自分の振り返りをレビューしてもらって、繰り返し繰り返し教えてもらうことで、やっと見えてきたという感じだった。よく辛抱強く教えてくれたなあ。。。
自分の経験から学び改善する方法が分かってきたから、転職して業務内容や環境が変わっても乗り越えることができた。
30代は、中盤には子育てに入りたいという希望がある。
でもこのまま産休に入って、また業務スキル面で不安なく復帰できるか(現職の職場、その他新しい職場からニーズのある人材になれているか)といったら、そんなことはない。だからここ1,2年でぐっと成長したい。
これまでの業務では、比較的細かい方向性を決めてもらってから動くことがほとんどだった。そんなふうに、ある程度決まったことをきちんと回すということは、たいていの職場で貢献できるくらいスキルがあると思う。でもこれだけではどこでもやっていける人とはいえない。決めてくれる人、今進めている方向性で大丈夫だと保証してくれる人が必要になるからだ。
今から鍛えたいのは、方向性も決まっていない中で周囲を巻き込んでリードしていく力。保証してくれる人がいなくても、その状況でベストと思える方向性を固め、周りにもそれを伝えていける力を身に付けたい。
それは私にとっては結構大きなステップであり、そこを上れば見えてくるものがかなり違うと思う。幸いなことに、この力を身に付けるためのチャンスを会社が振ってくれた。それに取り組む過程を一歩一歩振り返り、学びを活かしながら、「どこにいってもやっていける」頼もしい30代になろうと思う。
あとその過程を深刻にならずに楽しみたいなー。周りに心配かけたり不要に苦しんだりしている時には早めに自分で気付いて修正して、楽しく成長したいと思います。
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