2012年8月12日日曜日

一命

とにかく海老蔵が美しすぎた。
観てよかった。

武士でも、家族や愛を守るべきと考える姿勢が讃えられている。
けど本当にそうなのか?と疑問に思い、素直に感動するだけじゃ済まなかった。

家族ができる前は、海老蔵だって同じように“武士の面目”にこだわっている部分があったんじゃないのか?
家族ができても、心を鬼にして大事にしたい気持ちを押し殺しているひとがいるんじゃないのか?
筋が通らないことなんて、もともとわかってたことなんじゃないのか?

気持ちはすごく分かるけど、ずるいと思った。
もっとやりようはあっただろうに。



という感想を持ったのは、宮部みゆきさんの「孤宿の人」の影響が強いと気付いた。
寺の面目を保ったまま、ねえやを救える道を探すべきだったという和尚さんのお話。

繰り返し読んでるからか、宮部みゆきさんの影響はいろんなところに深く残ってると思う。

2012年1月1日日曜日

“〇〇に恥じない”という美意識

“美意識”って言葉が適切かどうかはともかく。。


昨年末の納会を終えて思ったこと。
納会は社内結婚された先輩方の結婚式形式だった。
そこでの新郎のスピーチに出てきたのが“三三に恥じない夫婦になります”という言葉。
そこですごくぐっときて泣いた。

それは今の自分が三三に対して恥じるべき状態だと感じていたから。
特にその日の全社会議で他の部署の発表を聞いて、自分の部署が一番進歩していないと思った。
進めるべきは私だった。
他の部署と比較するまでもなく、自分がやっていることに情熱を持てていなくて、なかなか仕事が進まないし、目指しているゴールが小さすぎることに対して情けなく思っていた。

だから共感して、身につまされて泣いた。


“〇〇に恥じない”っていう考え方はださいからいやだと思っていたけど、実感してみたらそうでもないと思えた。
結構嫌いな言葉でも、経験によって受け入れられるようになるものだな、とちょっと驚いた。
世間に恥じないとか、下の世代に恥じないとかはかっこわるいと今も思います。
そんな顔の見えない何かに対して自分を評価するなんて、基準がよくわからないし闇雲な感じがする。
今回感じたのは会社のメンバーに対しての気持ちだから、“恥じない”ということを受け入れられたと思う。あの人がこんなに情熱的に行動して成果を出しているのに、と思うと、自分ももっとやるべきだと思えた。
そんな気持ちにさせてくれるメンバーがいることを誇りに思い、そんなメンバーが誇りに思ってくれるような自分になろうと思います。


私に与えられた“マーケティング”という役割は、その人は私に任せるしかない。
だから“村井がマーケティングやってくれていてよかった”と思ってもらいたい。

2011年12月11日日曜日

「必死」と「悲愴」

「真剣」と「深刻」が違うように、「必死」と「悲愴」は違う。

楽しく必死になりたい。なる。

2011年9月23日金曜日

エニアグラムとTV出演



ひょんなことから某TV番組に出してもらいました。
いろいろ思うところはあったので記録しておこう。
ちょうど会社でやってるエニアグラムの結果と絡んで、おもしろいなと思ったので。


■某番組
会社員の悩みとか”あるある”を取り上げて、解決法を探りましょうという内容。
お悩み社員と達人社員とが出てきて、私はお悩み社員でしたー。
そして今回のテーマは「集中力」
ディレクターさんの悩みをそのまま企画にしたんだとか。


■収録
・オフィスにて、いかに集中できていないかというVTRの収録
・スタジオでのトーク部分の収録
の2つがありました。


■エニアグラム
ところで。
弊社では「自分のことをよく知って、強みを活かして成果を出そう」というコンセプトのもと、性格診断ツール「エニアグラム」をやっています。
エニアグラムによると、人間は9種類の性格に分類され、大事にすることや囚われやすいポイントが決まっているのだとか。
で、私はタイプ5「知識を求め観察する人」なのです。
このタイプの人は、
“知識を重視し、ばかだと思われることを最も嫌う。感情を切り離して冷静に周りを観察するので、自分の感情すらわからなくなってしまうことがある。一人でいるときに最も満足だけど、決して人嫌いなわけじゃない”
のだそう。
うむ。わかる。


■自分の感情がわからなくなる
今回のTV出演で、自分の感情が整理できないということを強く自覚して、ああタイプ5だなあと思ったのでした。

まず、なんで感情が乱れたかというと、スタジオでの収録中に自分がばかだったためによろしくない流れになってしまったのです。
その時は流れがよくないということすら分かっていなかった。
ついてきてくださった広報の方が取り乱したことでやっとそれと気付きました。

じゃあ感情をどんなふうに自覚していたのか。順を追って考えてみます。

第1段階:無心
「ああ、流れよくなかったんだ。で、私のせいなんだけどどう言ったら慰められる/挽回できるの?」
このときはどういう気持ちになったかとかよく分かんなかったような。

第2段階:慰め
「こうこう、こういう理由で良くない流れになっちゃったんだよ。どんまい。」
自分の気持ちが乱れる前に、状況を分析して言い訳を探しました。“自分以外のせいにする”というのもタイプ5のよくない傾向だそうなので、これも当たってるのね。

第3段階:落ち込み/後悔
「会社のためだと思って出たけど、逆効果じゃん。。なんで出るきっかけを作っちゃったかなあ。ばかだなあ。」
下がってきました。まだ気持ちにちょっとふたをしたまま、過去のことにしようとしてるのかしらん。

最終段階:自責
「結局自分がばかなせいじゃん。それで、一生懸命会社に貢献している社員さんたちを裏切って、その努力を台無しにしたかもしれない。ごめんなさい。」
結局は自分のいけてなさが原因だったことをすごくつらく思っていて、好きなひとたちに迷惑をかけたこともつらくて、うわーーーという気持ちでいっぱいだった。収録の2日後くらいに気付きました。ひとりで泣いて、ちょっと決着がついた感じ。

まとめ
こんなに自分の気持ちばっかり考えるのもいけてないけど、いつも素直に感情を表していないんだろうなあということに気付いたのでよしとしよう。。。


■自白の心理を実感
ついでに、なんで流れが良くなくなっちゃったのか分析した結果、話に聞く「取り調べテクニック」にはまったのではないかと考えました。

収録は、集中できないことを大きく表現することを求められていたのに、プライドが邪魔してその要求に応えられず。。“私ほんとはできる子です!”ってアピールしたいけど抑えている状態でした。
自分だめだなあと思いつつスタジオで話をしてみると、出演者の方々から
「あなたは悪くない!集中できないのは環境が悪いんだ」
というお言葉が。
で、うれしくなってしまって、「ですよねー」みたいな話をした気が。。馬鹿。。。
もうちょっと自意識を捨てないとどうしようもないな。

こういうのって、good cop / bad cop っていうテクニックじゃないか?と思った次第。
取り調べにおいて、片方の警官が脅して責めたてて、もう片方が優しい言葉をかける、みたいな。
私は取り調べにあったらぺらぺら自白するんだろうなと思いました。

2011年8月7日日曜日

グリーンバレー大南さんのお話

弊社のサテライトオフィス、徳島県は神山に来ています。
「働き方に革新を起こす」というミッションの一環です。
正直、あそんでばっかでまだあんまり働いてないけど。

ここは、NPOで「日本の田舎を素敵に変える!」というミッションのもと活動しているグリーンバレーさんが盛り立てている土地。
弊社のオフィスも、グリーンバレーの理事長、大南さんに社長が惹かれたから実現したようなものでした。

そんな大南さんに昨日は神山を紹介していただき、お話を伺いました。
刺激を受けたのでブログに。


大南さんの第一印象は、爽やかでテンポが早い方。
いろいろな思いがあって、回転も早くて、どんどん言葉が出てくる感じでした。

特に印象に残ったのは、「人のつながりが大事」というお話。
私の言葉で綴っちゃうとそれだけか、って感じなんだけども。。。

最初神山のことを始めるとき、「アートなことをやればおもしろい」という発想で始めたけれど、大事なのはアートそのものじゃなかったそう。
アートより「人」で、おもしろい人が集まればおもしろいことが起きるということに行き着いたとのこと。
実際、おもしろいことを次々に起こしてる方がそうおっしゃるのを聞くと、ああ、本当にそうなんだな、
と思ったことだよ。


あとその時、広報・PR的なTipsを伺いました。
要は、よく見せようとしちゃだめ 。
ありのままの姿を伝えて、アンテナ高い人が拾ってくれればいい。その方が、集まる人の濃度が高くなる。というスタンス。

「来てください」「買ってください」と言ってると、サービス競争に巻き込まれてよくない。
そういうやり方だと冷やかしの人もいっぱい入ってくるし。
似たことに興味がある人たちが、紹介しあって少しずつ流れてくるのがいい。

東京で、いかにサービスをよく見せようか苦心していた私。
それが理想だな、と思いました。
でも弊サービスを普及させたいなああ。難しい。

2011年7月30日土曜日

変わるということ

「人は変わるんだよ」という話をしてもらった。自身が実際に変わった人のお話だったから、すごい説得力だった。
その話は私のことではなかったけど、私も変われるかも、と思ったことですよ。
でも、強烈なメンターがいるっていう前提だったかな。

言われるのはありがたいけれど、言う(言わなければ起きない衝突を作る)のは面倒だからしない、っていうどうしようもない心構えです、今は。。それも変えてかないとね。

2011年7月10日日曜日

トップ営業マンの魅力

外資系IT大手のアジアトップ営業マンから講演の機会を得ました。
刺激を受けたので記録しておく。
やっぱり謙虚かつ前向きに取り組む人は強い、、というのが一番の感想。
「営業の極意を学ぶ」というテーマではあったけど、心に残ったのは人柄の部分であった。


■すごいところ
まずはすごいと思ったことを羅列。

・ 自分の成功を本当に運や周りのおかげだと思える謙虚さ
すごい人ってほんとこうだよね、でもなかなか難しいよね、という話を社内バーでもしたな。みんなそう思ってるってことは真理なのかしらん。


・ 実績に基づく自信があること 
根拠がある自信。ちゃんとした成果を挙げたことに対して自負があるし、プライドがあることが健全だと思う。

・ 自分の気持よさ<他人の成功・周りのイノベーション 
最終的には自分のためにやっているとしても、その一歩手前に“他人に貢献したい”っていう思いが強くある人は揺るがない感じがする。不思議。


・ 嫌われなさ
笑顔がチャーミング。嫌われない範囲での悪ノリもうまそう。

・ 無茶振りされても素直に実践するところ。無理だと思わない
 ここが一番見習いたいなあと思ったところ。すごい人に無茶なことを振られると、卑屈になったり言い訳したりして本気でやろうと思わないから、自分は。
素直に人の意見を受け入れて、実行に移すってのはずーっと意識していこうと思います。。

 
■印象に残ったところ
彼が上司に言われたことや、影響を受けた考え方など。濃い会社だなあ。

・「ベンチにすら入っていない」
先輩に言われた言葉。自分が売れないんだったら、せめてベンチで応援するのが役目だろ、と。

・「営業」という役割を超えて考える
・てこの原理=おもしろいこと 
└どうすれば1100にできるか考える。12にするじゃつまらない

・業界全体のことを考えて、構図を大きく捉える。
└どこにテコを効かせてばよいか。お客さんの会社だけでなく、業界全体の課題を示す
・次に伸びる業界を見抜き、最初の頃にシェアを取ってしまう。

 視点を高く持つということ。
 自分の役割の範囲内で、目の前の目標を達成するだけじゃおもしろいことはできない。
 枠を外して考えることで、仕事はもっともっとおもしろくなる。

・臆病だから事実を集める・心配をつぶす
「売れる営業マンに共通していることは?」と聞かれたときの回答。
臆病というか、繊細で心配性。絶対いける”と思えるまでデータを集めて、万全の準備をする。
気がつく範囲が広いっていうことでもあるのかな。弊社の営業さんも、“もしこうだったらどう言う”ということをよく考えていらっしゃるような。

・自社というお客様に対して誠実でいる
目標を達成するのは当たり前。
お客様だけに対してでなく、自分の会社に対してどうかという意識を持つことが大事。

・よくディスカッションする
質問への回答で、“それについては社内でもディスカッションしたことがあって〜”というお答えが多かった。
いろんな人を巻き込んで、どんどんアイディアを受け入れて自分の幅を広げているんだろうな、と思った。

・提案への徹底ぶり
失敗談として紹介してくださったのが、
「買ってくれるからいいや」で提案を甘くした結果、他社からもっと条件のいい提案が上がってきて、土壇場で契約がひっくり返った
というお話。
まだちゃんと消化できずもやもやして印象に残った。。。
売上を上げることがゴールなので、それで受注できるのなら利益が大きい形で提案を通せばいいじゃん。
この失敗からの反省は、他社の存在に気付けなかったことなのか、それとももっといい提案ができたのにしなかったことなのか??
利幅を設定する感覚って私には難しいし、何がよくなかったのか分かんないのでもやっとしたー。。


■まとめ
尊敬出来る人に新しく出会ったのは久しぶりで、“この人はどうしてこう考えるんだろう”、“なんでそうできたんだろう”とか思えて楽しかった!興味が尽きません。
無茶振りを素直に受け入れて結果を出すということ、特に今の時期、しっかり見習います。
ありがとうございましたー!