年末年始のお休みなので、"7つの習慣"を読み返し、ミッションステートメントを見直してみた。
この1年で環境も自分自身も結構変化した。実際、自分にとって刺さるポイントが変わっていたり、納得度が深まったりはしている。でも、ミッションステートメントはほとんど変わらなかった(言葉の遣い方を今しっくりくるように修正しただけ)。
ここは一番深くて、変わらなくていいところと思おう。ある日突然がらりと変わってもおもしろいけど。
使命
まわりの人を思いやり、役に立つこと
姿勢
・豊かな愛を持つ
相手を理解しようと努め、深い思いやりを態度と行動で示す
・進歩し続ける
人格・能力を伸ばす努力を継続し、自他ともに常に成長を感じられる状態を続ける
・主体的に物事を推進する
理想を掲げ、冷静に現実とのgapを見極め、自分の責任で物事を動かしていく
・楽しむ
どんな環境でも楽しさや喜びを見出し、ポジティブな空気を生み出す
これが2016年版のミッションステートメント。
特に、"主体的に"と"楽しむ"で去年よりも深められるといいな。
2015年は、前職での閉塞感に苦しんで転職をした年だった。
わりと衝動的にしたことだったけど、約半年間新しい職場で働いてみて、転職して本当に良かったと思う。
やったことのない仕事に体当たりで取り組んでいくと、少しずつできることが増えてくるし、考え方も良くなってくる。周りの人にも恵まれていた(人に恵まれる運の強さには昔から自信があるのです)。
こうして成長を実感するということは、私にとって思っていた以上に大事なことだと分かった。
2016年は、もっと主体的に成長を図り、周りへの貢献を増やしていきたい。
上半期のうちにPMとして一人立ちしたいし、新しく入った人に教えることで、自分とその人の合計の貢献量を増やしたい。
今年、実り多い一年になりますように。
2015年最後に観た映画は"インサイドヘッド"でした。
さすがピクサー。2016年もよろしくお願いします。
以下の3つが大きく心に残ったところ。sadnessはもっと理解したかったから、audio commentaryも観てみた。
Sadness
個人的には、自分の Joy がもっと活躍していてくれたらいいなあと思うので、Sadness をあまり肯定したくないけど、、、でも Joy だけじゃだめなんだということはちゃんと理解しました。
1回観ただけでは理解しきれなかったけど、人との絆や自分の成長の度合いを深めるために、Sadness が必要なものだと思った。楽しさだけでは、人に共感したりされたりすることはできないし、深いドライブにならないのかも。
私の頭の中で特に変えていきたいなと思ったのは、失敗したりうまくできなかったりして成長の必要性を感じる時。
たいていは Sadness が支配していて、成長を考えるのにすごくエネルギーが要る。
でも同じような状況で、前職の新卒の子が"成長できるチャンス"をポジティブに捉えているところを見たことがある。彼の中では同じ場面で Joy が活躍していて、もっと楽しそうだと思った。
きっと意識すれば私の Joy も動いてくれるから、まずは"今 Sadness が強すぎるな"って気付けるようにしていこう。
audio commentary を聞いたら、Sadness について上記の理解でほとんどずれていないみたいだった。ただ、"empathy"という自分では思いつかなかったキーワードが出てきてしっくりきた。仕事でも、クライアントさんとの関係構築について上司と話した時に出てきたキーワード。これも意識的に使えるようにしたい。
自己犠牲
一番泣けたのはビーボーが自分を犠牲にして Joy を送り出すところだった。
それこそempathyで、自分でもやりがちだからビーボーに共感しやすくて、一番心が動いたんじゃないかと思う。
すぐに自分を犠牲にしようするのは長期的に見て健全じゃないから、あんまり良いことじゃないかも。
理解のプロセス
分解とか抽象化とかのプロセスが絵になるのがおもしろかった。
単純化して再構築しないと人間は物事を理解できないんだなー。川上さんのコンテンツの話と似たところがあると思った。
audio commentary によると、シンプルそうに見えてここが一番コストがかかったところなんだそう。なぜなら、いつもの制作プロセスと違うから。ここだけ特別チームを組んだそうだし。
制作のアウトプット(がユーザに与える印象)とコストってやっぱり全然違うと改めて実感した。そしてそれが「プロセスの違い」というところが悲しい・・・。単なる組織的な問題というか、純粋なプロダクションではなくマネジメントの問題がコストに跳ね返っちゃうって、どこの組織でもあるあるなんだなあと思った。