さすがピクサー。2016年もよろしくお願いします。
以下の3つが大きく心に残ったところ。sadnessはもっと理解したかったから、audio commentaryも観てみた。
Sadness
個人的には、自分の Joy がもっと活躍していてくれたらいいなあと思うので、Sadness をあまり肯定したくないけど、、、でも Joy だけじゃだめなんだということはちゃんと理解しました。1回観ただけでは理解しきれなかったけど、人との絆や自分の成長の度合いを深めるために、Sadness が必要なものだと思った。楽しさだけでは、人に共感したりされたりすることはできないし、深いドライブにならないのかも。
私の頭の中で特に変えていきたいなと思ったのは、失敗したりうまくできなかったりして成長の必要性を感じる時。
たいていは Sadness が支配していて、成長を考えるのにすごくエネルギーが要る。
でも同じような状況で、前職の新卒の子が"成長できるチャンス"をポジティブに捉えているところを見たことがある。彼の中では同じ場面で Joy が活躍していて、もっと楽しそうだと思った。
きっと意識すれば私の Joy も動いてくれるから、まずは"今 Sadness が強すぎるな"って気付けるようにしていこう。
audio commentary を聞いたら、Sadness について上記の理解でほとんどずれていないみたいだった。ただ、"empathy"という自分では思いつかなかったキーワードが出てきてしっくりきた。仕事でも、クライアントさんとの関係構築について上司と話した時に出てきたキーワード。これも意識的に使えるようにしたい。
自己犠牲
一番泣けたのはビーボーが自分を犠牲にして Joy を送り出すところだった。それこそempathyで、自分でもやりがちだからビーボーに共感しやすくて、一番心が動いたんじゃないかと思う。
すぐに自分を犠牲にしようするのは長期的に見て健全じゃないから、あんまり良いことじゃないかも。
理解のプロセス
分解とか抽象化とかのプロセスが絵になるのがおもしろかった。単純化して再構築しないと人間は物事を理解できないんだなー。川上さんのコンテンツの話と似たところがあると思った。
audio commentary によると、シンプルそうに見えてここが一番コストがかかったところなんだそう。なぜなら、いつもの制作プロセスと違うから。ここだけ特別チームを組んだそうだし。
制作のアウトプット(がユーザに与える印象)とコストってやっぱり全然違うと改めて実感した。そしてそれが「プロセスの違い」というところが悲しい・・・。単なる組織的な問題というか、純粋なプロダクションではなくマネジメントの問題がコストに跳ね返っちゃうって、どこの組織でもあるあるなんだなあと思った。
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