周りの方々に過大評価してもらってるなあ、というのが常日頃から感じている私の偽らざる感覚なのですが。
でも、周りの思いを引き受けたり、自分への期待過剰を和らげたりするという意味で、過大評価という感覚はちょっと見直さなきゃいけないと思った。
■上長からの半期の評価
そう思うようになったきっかけは2つあって、1つは人事考課のフィードバックだった。
これまでの考課になく、私自身の成長を認めてもらえて評価の数字にもそれが表れていて、とても感激した。
自分自身でも、確かにこれまでからは変わって自分の成長についての考えを改められた期だと思う。
ただ、自分の成長に対して、仕事に対して、向き合い挑みきれたかというとそうではないと感じている。逃げたり、怠けたりしたこともいっぱいあった。
そういうことを思い出すと、褒められた時に素直に受け止めきれず、“そこまでじゃ・・・”みたいに思ってしまう。
そういう感覚が必ずしも悪いとは思わない。
その感じが私を曲げているわけではないし、むしろ“もっとやろう”というモチベーションにもつながっていると思う。
ただそれは、自分に対する分不相応な期待とも言えるなと思うようになった。
そろそろ自分の力を冷静に見つめて、自己評価が低いことで周りにいらぬ心配をさせる状態から抜けださなきゃいけない頃かもしれない。。
■大事なひとからの真剣な評価
もう1つのきっかけは、私のいいところについて、大事なひとが言葉を尽くして話してくれたことだ。
そこまで言葉にして認めてもらった経験は初めてだった。
うれしくてもったいなくてまだうまく整理できていないけれど、とにかくそこでも“過大評価”感が顔を出しかけて良くないなと思った。
この反省は人事考課の時に思ったこととはまったく違う。
自分ではなく、相手への向き合い方の問題だった。
“私なんて・・・”という態度を崩さないことは、自分が傷つかないように防御線を張ることなのである意味楽なんだけど、相手に対してひどく不誠実だと思う。
本気で言ってくれたことをかわそうとするんじゃなくて、その気持を精一杯引き受けようと思う。
その上で、直した方がいいところがあれば素直に直せばいい。
■人事考課フィードバックでの刺さりポイント
自分への“評価”ではないけど、モチベーションコントロールにおいても感動した。
こんなにフィードバックでモチベートされたのは初めてだったのです。
”切羽詰まってるんだから覚悟を決めましょう”という危機感と、“その危機を乗り越えてみんなで次の世界を見よう。それを引っ張れるのはこのチームだけだよ。”という期待感がいい塩梅で伝わってきて、すごいくすぐり方だと思った。
今期、がんばります。
そういえばサークル時代はめったやたらに危機感だけを強調していて、結構げんなりしたなあと思い出した。
私に対する“次の世界を見る”っていう言葉みたいに、相手に刺さる言葉で伝えるということの大事さを改めて学びましたよ。
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