2012年11月12日月曜日

違和感

仕事で反省するのは、たいてい小さな違和感を放っておいた時だ。


「違和感」と呼べるくらい大きくなっているときはあまり問題にならない。
その手前の、ほんの小さなざらつきが大事だ。
そこに気付かないと後から問題になって、ひどく悔やむことになる。

例えば、依頼して測ってもらったKPIの確かさを受け入れるときの一瞬のためらい、Yammerだけで伝えた連絡事項が本当に伝わったかどうかほんの少し不安になる気持ち、 同僚が見せた少しだけ納得いっていない顔、などなど。
ちょっと念を入れて確認すればいいだけの話が多いが、ちょっとなまけると「だいたいOK」で見過ごしてしまう。


うちの会社のCEOはこんなもったいないことを許さない。
ちょっと気になったらまず議論にしてみる。裏付けとなるデータを取ってみる。そして納得したらさっさと方向転換する。
その時々で最善の判断をしているから、一時正解から逸れても最小限の動きで戻ってくる。
そういう姿勢をいつでも見て目指せるというのは、幸せな環境だと思う。
真似、しないと。


全てのものごとに神経を研ぎ澄ませ続けることはできないが、適切な方向にアンテナを張り、なにかひっかかったらすぐに行動するということを癖付けしておく。
仕事の成果につながるし、CEOみたいにすがすがしく過ごせそう。

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